イベント開催情報

映画『空に聞く』上映会(日本語字幕・イヤホン音声ガイド付き)と、小森はるか監督、平塚千穂子さん(音声ガイド制作者)と共に座る座談会

開催エリア

中・南勢

開催時期

2023年12月16日(土) 〜 2023年12月16日(土)

発信団体

間の会

団体情報リンク

https://mienpo-compass.com/partnership/?id=186

具体的内容

☆映画『空に聞く』を日本語音声字幕、イヤフォン音声ガイド付きで、三重県内初上映いたします。☆

上映作品『空に聞く』

◆日時:2023年12月16日(土)
映画上映:1回目11:30〜/2回目14:30〜(映画本編73分)
上映各回30分前より開場・受付開始、上映各回終了後トークと質疑応答45分有り、各回定員40名、入替制
座談会:17:00〜19:30(座談会定員20名程)

◆トークと座談会ゲスト:小森はるか監督、平塚千穂子さん(音声ガイド制作者、シネマ・チュプキ・タバタ代表)

◆場所:津市市民活動センター 研修室(三重県津市大門 7-15 津センターパレス地下一階)

◆参加費:映画各回1,000円(介助者無料)、中学生以下500円、サポート割500円(経済的に困っている方対象、自己申告制、証明書不要)、
座談会参加費:500円(別料金)

※各料金は当日受付でお支払いください。

◯日本語字幕、日本語イヤフォン音声ガイド付き上映

映画上映は各回共、日本語字幕、日本語イヤフォン音声ガイド付きです。
トーク、質疑応答、座談会は、12月9日(土)までに申し込みいただけば、手話通訳、要約筆記がつきます。磁気誘導(ヒアリング)ループ設置有り。日本語イヤフォン音声ガイドとは、登場人物の動きや風景などを音声で解説したものです。イヤフォンは貸し出しいたします。

◯トークと座談会

上映各回後のトークを質疑応答の他に、ゲストの小森はるか監督、平塚千穂子さんと共に、皆で輪になって、それぞれの感じたことを聞き合う座談会を行います。
映画のことだけでなく、フリートークで2時間半、じっくり話し合える貴重な機会です。上映とは別料金となりますが、奮ってご参加ください。
(聞き手 間の会 西脇)

特設サイト https://aidanokai-soranikiku.amebaownd.com

◆問い合わせ、申し込み先:
E-MAIL:aidanokai2015@gmail.com
TEL:090-9107-9601(西脇)
FAX:059-225-0691
申し込みフォーム https://forms.gle/6my6PqAmcVkhnbaU8

主催:間の会(あいだのかい) https://aidanokai.amebaownd.com
後援:三重県、三重県教育委員会、三重県社会福祉協議会、津市、津市教育委員会、津市社会福祉協議会
協賛:公益財団法人 反差別・人権研究所みえ
協力:シネマ・チュプキ・タバタ、NPO法人 ピアサポートみえ

映画『空に聞く』

あいちトリエンナーレ2019〈映像プログラム〉
山形国際ドキュメンタリー映画祭2019〈日本プログラム〉
第12回恵比寿映像祭

監督・撮影・編集:小森はるか
撮影・編集・録音・整音:福原悠介
特別協力:瀬尾夏美
企画:愛知芸術文化センター
制作:愛知県美術館
エグゼクティブ・プロデューサー:越後谷卓司
配給:東風
2018年/日本/73分/DCP
©KOMORI HARUKA
公式サイトhttps://www.soranikiku.com/

空から見たら私たち、
どんなふうに見えているのかな?

東日本大震災の後、約三年半にわたり「陸前高田災害FM」のパーソナリティを務めた阿部裕美さん。
地域の人びとの記憶や思いに寄り添い、いくつもの声をラジオを通じて届ける日々を、キャメラは親密な距離で記録した。
津波で流された町の再建は着々と進み、嵩上げされた台地に新しい町が造成されていく光景が幾重にも折り重なっていく。
失われていく何かと、これから出会う何か。
時間が流れ、阿部さんは言う——忘れたとかじゃなくて、ちょっと前を見るようになった。
監督は、震災後のボランティアをきっかけに東北に移り住み、刻一刻と変化する町の風景と出会った人びとの営みを記録してきた映像作家の小森はるか。傑作『息の跡』と並行して撮影が行われた本作は、映像表現の新たな可能性を切り拓くことを目的としたプロジェクト「愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品」として完成。あいちトリエンナーレ、山形国際ドキュメンタリー映画祭、恵比寿映像祭と立て続けに上映され、先鋭的なプログラムの中でもひときわ大きな反響を呼んだ。

トークと座談会ゲスト

小森はるか(こもりはるか)さん(本映画の監督)
映像作家。1988年静岡生まれ。
2011年4月にボランティアとして東北沿岸地域を訪れたことをきっかけに、画家で作家の瀬尾夏美と共にアートユニット「小森はるか+瀬尾夏美」での活動を開始。翌2012年、岩手県陸前高田に拠点を移し、人々の語り、暮らし、風景の記録をテーマに制作を続ける。2015年、仙台に拠点を移し、東北で活動する仲間とともに記録を受け渡すための表現をつくる組織「一般社団法人NOOK」を設立。現在は新潟在住。代表作に『息の跡』(2016年)、『空に聞く』(2018年)。小森はるか+瀬尾夏美として2014年に『波のした、土のうえ』を制作、2019年に発表した『二重のまち/交代地のうたを編む』は、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門特別賞、令和3年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞。

平塚千穂子(ひらつかちほこ)さん(本映画音声ガイド制作・シネマ・チュプキ・タバタ代表)
1972年9月19日東京都生まれ。早稲田大学教育学部教育学科卒業後、飲食店や映画館に勤務。
2001年4月、ボランティア団体City Lightsを設立し、映画館「早稲田松竹」を退職。
以後、視覚障害者の映画鑑賞環境づくりに従事。
2003年 第37回 NHK障害福祉賞 優秀賞 受賞。
2016年9月 日本初のユニバーサルシアターCINEMA Chupki TABATA設立。
その功績が讃えられ、第24回 ヘレンケラー・サリバン賞を受賞。
2021年 映画『こころの通訳者たち』を製作。
2022年 山路ふみ子映画賞にて 第36回 福祉賞受賞
2022年 文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)受賞。
2022年 第40回 日本映画復興賞 日本映画復興奨励賞受賞。